ミュシャ展  RE-CREATION(再創造)の世界

アルフォンス・ミュシャ

19世紀末から21世紀初頭にかけて花開いた、
アール・ヌーヴォーの代表的画家として活躍。
チェコで生まれ、パリに移り住み、パリの舞台女優、
サラ・ベルナールのポスターを制作したことにより一躍有名になる。
ヴィクトリア朝的除籍の理想を表現する彼の芸術は、
19世紀のヨーロッパでは革命的であり、
エレガントで流麗なデザイン、
洗練された細部の仕上がりと美しさの完璧なバランスは、
一般大衆の心と想像力を捉え、
世紀末に花開いたアール・ヌーヴォーの饗宴の中で
「ミュシャ様式」というスタイルを確立した。


ミュシャ

ミュシャ財団監修によって制作された、
貴重なリトグラフを展示販売いたします。


「RE-CREATION」

1991年、ミュシャの相続人と美術専門家たちによって、
プラハ・ミュシャ財団が設立

ミュシャの作品を、その芸術的理想を保ちながら当時の鮮やかなエッセンスまでも蘇らせる「RE-CREATION」(再創造)という画期的なプロジェクトがスタート

1.ミュシャの描いたイメージ、風合いを性格に再創造するため、サイズ、スタイルの点でオリジナルとまったく同じになるよう細心の注意が払われている

2.原板の制作は、当時の世界屈指のクロミスト(描版師)、
ジャン=ピエール・レモンド師が担当

3.1800年代にパリで製造され、ミュシャも使用した同種のリトグラフプレス機「マリノーニ」を使用

こうして非常に高い技術を要し、複雑な工程を経て「RE-CREATION」のリトグラフは極めて質の高い、美しいものとして誕生した


[会場]

名古屋栄三越 7階 特選画廊
(愛知県名古屋市中区栄3-5-1)

[会期]

5月1日(水)〜7日(火)


[運営・企画]
株式会社アートスタイル